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Webブラウザの仕様
【元々のブラウザが可能なこと】
各ソフト間での違い
『ワイプ』と『ダービー』では、ブラウザの機能上の違いはないと思われます。(吐くUser-Agentがどちらも「SCEJ PSP BROWSER 0105 …」ですし)
ただ、実装上(?)、以下のような違いがあります。 【ワイプの特徴】
背景と動作原理
PSPにはせっかく無線LAN機能(IEEE 802.11b)が標準搭載されているのに、「PSP用のWebブラウザ」はリリースされていません。(韓国ではハードに同梱されてるらしいですが…)(※2005年夏に発表されました)
そんな折、PSP用レースゲームソフト『ワイプアウト ピュア』が発売されました。このソフトは、ソフトメーカーが用意した専用サーバーからデータ(追加のコースとか機体とか)をダウンロードしてゲーム内で使うことができるのですが、この「サーバーからダウンロードする」機能はHTML/HTTPという、Webの仕組みを使って実現されていることが判明したのです。 ということは、普通のWebサイトにアクセスさせてしまえば、普通にWebブラウジングができてしまいそうです。 ところが、『ワイプアウト』にはURLを入力する機能もないし、専用サイトには外部サイトへのリンクもありません。そのままでは他のサイトにはアクセスできないようになっていたのです。まあ、ゲームソフトを作る側からしたら当然というか仕方ない気もします。 そこで、PSPとサーバーとの通信に割り込むことで、アドレスバーとか進む戻るボタンとかをムリヤリ表示してしまうことにしました。それがhttPSPです。 技術的に言うと、httPSPはつまるところhttp proxyです。ただ中継するだけでなく、HTMLを書き換えることによって、アドレスバーの表示などいくらかの便利機能を追加しています。 |