Movable Type 4.0はBerkeley DB非対応なのでSQLiteに移行した

このブログのシステムであるMovable Typeの新バージョンが出たので、バージョンアップしてみました。
そしたらちょっとハマったので。覚え書き。

とりあえずアップデートしたところ、なんかDB関係のエラーが。調べてみると、4.0からはSQLしか対応してないことが判明。
いま使ってるこのレンタルサーバ、いちばん安いプランだとSQLサーバ使えないからBerkeley DBで運用してきたんだよ...困ったなあ。

と思ったら。レンタルサーバのFAQを調べてみたら、SQLiteだったら一番安いプランでも対応してるって書いてあるじゃないですか。いつの間に? とにかく助かった!
Berkeley DBからSQLiteへの移行はマニュアルどおりで、特に難しいこともありませんでした。ただし、バージョンアップしてしまうと移行できません。古いバージョンでおこなう必要があります。

つまり、まとめるとこんな感じ。

(バージョンアップ前にやること)
◇本当にSQLiteが使えるか、mt-check.cgi をブラウザから呼び出して確認。
◇設定ファイル mt-config.cgi を、SQLiteを使うように修正。
具体的には、ObjectDriver DBI::sqlite のコメントを外して、移行後のDBファイルを置きたいパスを指定。
◇DB移行スクリプト mt-db2sql.cgi をブラウザから呼び出し。
数分かかるかもしれないけど、最後に「全部できたよ~」と(英語で)表示されればOK。

(バージョンアップ)
◇アプリケーションディレクトリとスタティックディレクトリを丸ごと入れ替え。
アプリケーションディレクトリが mt/ 、スタティックディレクトリが mt-static/ だと仮定して、次のようにやるとスマート。

1. まずMT4のアプリケーションディレクトリを mt4/ 、スタティックディレクトリを mt-static4/ という名前でFTPでアップロード。
2. アップロードが完了したら、既存の mt/ を mt3/ に、mt-static/ を mt-static3/ とリネーム。
3. mt4/ を mt/ に、mt-static4/ を mt-static/ にリネーム。
◇mt.cgi をブラウザから呼び出すと、アップグレード作業が始まります。

ひととおり動作が確認できたら、Berkeley DBのデータベースファイル、mt3/ 、mt-static3/ あたりは消してしまって大丈夫。あと mt-check.cgi も消すなりリネームするなりしておくと安心です。

そして、せっかく移行したので新しいスタイル(外観)を適用してみたら、メチャクチャな見た目に...。おいおい弄っていくことにします。

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このページは、水の森が2007年8月13日 02:18に書いたブログ記事です。

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