2007年5月アーカイブ

mibファイルをダウンロードさせるためのサーバ「mib鯖」、バージョン0.6を公開しました。
一部のmibファイルで「Internal Server Error」と表示されてダウンロードできない問題に対応できた…と思います。
バグ報告と問題のmibファイルを送ってくれた方、ありがとうございました!
ダウンロードはこちらから! → mib鯖のページ

カノープスの「ネットワーク対応テレビチューナーユニット」DNT-888Lが処分価格で放出されてます。発表されたときにかなり気になった製品だったんですが、そのときは高すぎて(4万円くらいした)とても手が出せませんでした。
しかし「デジタル放送非対応」&「クライアントソフトがVista非対応」という仕様のためもはや将来性がないからか、ここに来て新品が1万3千円程度で叩き売られています(Amazonだとクライアントソフトとセットで1.7万くらい)。手が届かなくもなくなってきたので、改めて機能を調べてみたところ、これがまた面白い機械なのです。

DNT-888Lは、「映像&音声入力をエンコードしてネットワークに乗せる」機械です。類似のコンセプトとしては、ソニーのロケーションフリーAmazon)なんかが有名。「親機」をアンテナ線やらBS/CSチューナーやらHDDレコーダにつないでおけば、「子機」(PCとかPSPとかPDA)は無線LAN経由で、地上波もスカパー!も録画した番組も、いつでもどこでも(寝室でも風呂でもトイレでも外出先でも)見れちゃう...という「タイムシフト&ロケーションシフト」なソリューションです。

DNT-888Lには、ロケフリのようにメーカーの手厚いサポートがなく、視聴するためのクライアントソフトはWindows XPでしか動きません。上で書いたように、メーカーはなんとVista対応を諦めました。(だから安く買えるんだけど)
ただこの機械、「メーカーサポート対象外」の使い方が面白すぎます。じっくり検証してみたい...のですが、その前にまず、基本機能のおさらい。

【映像入力】
●アンテナ端子(アナログTVチューナ搭載)
 ※デジタルチューナは非搭載
 ※CATVはC13~C35まで(微妙...)
●ビデオ入力×2
 ※ビデオ1はコンポジット/S/コンポーネント対応
 ※ビデオ2はコンポジット/Sのみ

【画質補正機能】
●3D Y/C分離 または 3D ノイズリダクション(排他)
●ゴーストリデューサー

【エンコーダ】
●MPEG2 ハードウェアエンコード(MP@ML)
●解像度:720x480, 480x480, 352x480, 352x240
●ビットレート:2~8Mbps (VBR/CBR)
●オーディオ圧縮:MPEG1 Audio Layer2
●多重化:MPEG2 プログラムストリーム

(詳しくはメーカー公式サイトで)

...というわけでSDのみではありますが、なにげにコンポーネント入力(Y/Cb/Cr)に対応してたりします。D2(480p)にも対応してるのかはよくわかりません。

エンコードはMPEG2なので、圧縮効率のよいH.264(MPEG4 AVC)が使える新ロケフリと比べると使用帯域が心配です。でも720x480の8MbpsということはDVDビデオ並なので、帯域を気にしなければ、画質はそれなりに安心できるのかも。

コピーコントロールに関しては、仕様に「コピープロテクトされているビデオ信号を録画することはできません」とあります。
ちなみにロケフリは「再生専用機」で、子機(クライアント)では録画できない仕組みになっています。エンコードされた映像は暗号化されて伝送されるという徹底ぶり。そのおかげで、DVDプレイヤーやCS放送といったコピーガードのかかった映像をロケフリのビデオ入力につないでも、コピーコントロール信号を検出して止まったりしません。
DNT-888Lは、PC上のクライアントソフトで録画可能なので、DVDプレイヤーをビデオ入力につないでも、たぶんコピーガードが作動しちゃって再生はできないでしょうね...。

こうやって仕様を見ると、ロケフリとは方向性が違うことがわかります。クライアントで録画ができるというのが、良くも悪くも最大の違いです。そして、この録画機能こそが、DNT-888Lのキモなのです。詳しくは、...長くなっちゃったので次回

このブログでもさんざん採り上げてきた「自宅からでもネット経由でダウンロードできて、メモステに保存できて繰り返し遊べるPSPの体験版」ですが、新たに7タイトルも配信スタートしました!

これまで配信されてたのが、次の4タイトル。
『どこでもいっしょ レッツ学校!』(SCE)
『LocoRoco』(SCE)
『サルゲッチュ ピポサルレーサー』(SCE)
『ルミネスII』(キューエンタテインメント)

今回追加されたのが以下の7タイトル。

『インテリジェント ライセンス 2』(ナウプロダクション)
『英雄伝説 空の軌跡FC』(日本ファルコム)
『カンガエル EXIT』(タイトー)
『ぐるみん』(日本ファルコム)
『ブロックス倶楽部ポータブル with バンピートロット』(アイレム)
『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 那覇』(EA)
『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 成田』(EA)

ついでに、これまでPCでしかダウンロードできなかった『ルミネスII』が、PSPで直接(無線LAN経由で)ダウンロードできるようになってます。

新しく配信が始まったタイトルは、おもに旧作なのがちょっと残念ですが、とはいえ居ながらにして携帯機で体験版をとっかえひっかえ遊べるのは、なかなか新鮮な体験です。(据置機だと360でもPS3でも当たり前にできますが)
新規追加タイトルのPCでのダウンロードは(少なくとも今のところは)やってないみたいで、無線LANを使ってPSPに直接ダウンロードすることになります。自宅に無線LANの環境がない人は、(これまたしつこいですが)このブログの過去記事無線LAN環境を持ってないけどPSPでダウンロードするには?なんかをご参考ください。
ちなみにいま、NTT-X Storeで、たぶんPSPでも使えると思われる11b/g無線ルータが4,980円(送料無料)と大特価です。

ダウンロードの詳しい方法は、公式サイトのこの辺この辺が役に立つんじゃないかと。

GW-US54Miniが30%オフの2,280円。型落ち品ですし、300円プラスすると現行品(ホワイト/ブルー)が買えちゃうので微妙なところではありますが、「1円でも安く!」という方はどうぞ。アマゾンは1,500円以上は送料無料です。

アマゾンのセール品のなかでは、無線LANチェッカー(60%オフの1,580円)がちょっといいかも。PCとか起動しなくても、この24グラムのデバイスをポチっとするだけで、11b/gの電波状況を確認できるシロモノ

ちなみにPSPをLANチェッカーとして使ってしまうワザは、
『PSP Hacks』という本に載ってます...が、想定外の使い方なのであんまりお手軽ではないのでした。本にも書いたとおり「チェッカーを買うのに1万円出すのはシャク」という人のためのhackなので、チェッカーが1,580円で買えるなら、買っちゃったほうが精神衛生上、いい気がします。

mibファイルをダウンロードさせるためのサーバ「mib鯖」、バージョン0.5を公開しました。
「mibファイルのダウンロードはできるものの、内容が壊れる」という問題に対応した…つもりですが、なにぶん仕様が公開されてないものですから、果たしてこれでうまく行きますかどうか。
詳細なバグレポをお送りくださった方、本当にありがとうございました!
ダウンロードはこちらから! → mib鯖のページ

mibファイルによっては、ダウンロード時にエラーになってた問題を修正しました。
(サンプルファイルをお送りくださった方、ありがとうございました!)
ダウンロードはこちらから! → mib鯖のページ

これで多くのmibファイルはダウンロードできるようになった…んじゃないかと思います。
なお、無線ルータ(アクセスポイント)は、AOSSを使ってても差し支えありません。
まだダウンロードできないファイルがあるとか、その他問題があれば、できる限りは対応しますのでご報告ください。

Ruby on NetBeansRubyコードを快適に書ける賢いエディタを追い求めてるのですが、いま使ってるEclipse+RDT(Rubyプラグイン)は、個人的にどうもイマイチ。NetBeansがRubyに対応するというので、試してみます。このFlashデモとか見てみると、けっこう賢そうで楽しみ。

まずはダウンロードからインストール、必要最低限な設定まで行なってみました。

mib鯖 v0.2 公開しました

先日公開したmib鯖ですが、不具合修正しました。(ご報告くださった方、ありがとうございます)

不具合…というか、鯖からダウンロードさせたいmibファイルのファイル名に、記号とかスペースとか全角文字とかが入ってると正常にダウンロードできないっぽい。なのでファイル名が半角英数字のみじゃない場合は、鯖の側で弾くようにしました。
mibファイルは半角英数字でご用意ください。

ダウンロードはこちらからどうぞ。 → mib鯖

mib鯖 v0.1公開

| コメント(4)

カッとなって作ってしまった。ちょっと反省している。場合によっては、なかったことにするかも。

mib鯖
> 「mib鯖」は、「.mib」という拡張子を持つファイルをPSPにダウンロードできるようにするソフトです。
> 以下の写真を見てピンと来た人(だけ)がお使いください。

前の記事で書いたとおり、この大型連休はPSPのダウンロード体験版が4タイトルも公開されていて、PSPユーザにはうれしい黄金週間となってます。

レッツ学校!

特に『どこでもいっしょ レッツ学校!』は体験版で遊んでみて、「食わず嫌いしてたけど、このゲーム面白い!!」と思ったヒトも多いんじゃないでしょうか。フィクションの世界に突如として織り込まれる、プレイヤー自身の情報。ほのぼのとした空気を一気に引き裂く、アングラな会話。特に製品版で可能となる「任意のRSSをゲーム中に取り込める機能」を使い出すと、その「毒の度合い」はさらに急上昇。
もともと「どこでもいっしょ」シリーズは初代(ポケステ使うやつ)からして「現実をマッシュアップするゲーム」でしたが、最新作である『レッツ学校!』は、そのマッシュアップの作法においてひとつの完成形に到達した感があります。

『レツ学』についてはもうちょっと語れそうですが、ひとまず措いときましょう。
さて、日本では上述のとおり、PSPのダウンロード体験版は『どこいつ レッツ学校』『ルミネスII』『LocoRoco』『サルゲッチュ ピポサルレーサー』の4タイトルが公開されてますが、海外ではこれとは違うタイトルが公開されています。
そしてありがたいことに、世はインターネットの時代。内容こそ現地語のままですが、ダウンロードは日本からでもできてしまうのです。ありがとうインターネット!

今回の記事ではまず北米のタイトルを紹介。現在ダウンロード可能なのは、
・NBA 07
・Killzone: Liberation
・Syphon Filter: Dark Mirror
・LocoRoco
の4タイトル。

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