先日「新[es]いいな~、でも通信速度考えるとな~」というような記事を書いたんですが、ITpro(日経BP)に興味深い記事が出てました。
下りの実測通信速度は、やはり6~7倍くらいのいかんともしがたい差が出てます(旧[es]=70kbps程度、EM・ONE=500Kbps弱)。
しかし一方で、実際にブラウザで特定のページを見た場合には旧[es]=26秒、EM・ONE=29秒とむしろ逆転していて、必ずしも「EM・ONEが速い」とは言えない結果になってるのが面白い。
ただ、EM・ONEのほうが遅い原因が、もし仮に「EM・ONEのが画面が大きいから(旧[es]=640x480、EM・ONE=800x480)」だとすると、新[es]はEM・ONEと同じ画面サイズですから、新[es]とEM・ONEではどちらが有利かはわかりません。(ちなみに新[es]とEM・ONEはCPUも全く同じPXA270の520MHz)
あとブラウザソフトのInternet Explorer Mobileがボトルネックになっていて、Operaだったらもっと通信速度に比例した結果が出る...という可能性もあります。
というわけで単純に喜ぶわけにはいかなそうですが、でも、「ブラウザ利用に関しては、EM・ONEと比べても[es]は圧倒的に通信が遅いわけではなさそう」っていうのは、「新[es]いいかも! でも通信速度が...」と考えてるヒト(私とか)にはちょっと嬉しい情報です。