Firefox 3 Beta 5をインストールしてみた話の続き。
Firefox 2 と比べると、ページのロードとかがとにかく速いです。たまに強制終了しますが、Firefox 2 もけっこうよく落ちたのでそれほど気になりません。アドオン Tab Mix Plus のクラッシュリカバリーを有効にしておけば、強制終了したときに開いていたタブを全部開き直してくれるので、そんなにダメージないですし。
さて、Live HTTP headersがやっぱり使いたくなったのですが、Firebug や Tab Mix Plus のようにFirefox3 対応の開発版が公開されているわけでもありません。調べてみたところ、インストールパッケージの内容を改変することで無理矢理インストールできるようなので試してみました。
- まず公式サイトなどからインストール用パッケージファイル(livehttpheaders-0.13.1.xpi)をダウンロードしてきます。左クリックだとインストールしようとしてしまう(そして対応していませんと言われて終わる)ので、右クリックでダウンロードしましょう。
- ダウンロードしたファイルの拡張子を .xpi から .zip に変更します。するとただのZIPアーカイブファイルになるので、その中にある install.rdf ファイルを取り出します。
- install.rdf は XML ファイルなのでテキストエディタで編集することができます。
<em:maxVersion>2.0.0.*</em:maxVersion>
という行を見つけて<em:maxVersion>3.0.0.*</em:maxVersion>
とでも書き換えてしまいましょう。「この拡張機能の対応バージョンは2.0.0.*までだよ」という箇所を「対応バージョンは3.0.0.*までだよ」と偽ってしまうのです。 - 書き換えた install.rdf ファイルを先ほどのzipファイルに戻し、拡張子を.xpiに戻します。
- Firefox に既にLive HTTP headersをインストール済みの場合はいったんアンインストールしてから、改造xpiファイルをドラッグ&ドロップします。
- インストール完了!
Live HTTP headersのウィンドウを開いてみると、下のほうが見切れてますが、ウィンドウの大きさは可変なので大した問題ではありません。
なお、Live HTTP headersはこの方法で動作してくれましたが、拡張機能によっては本当にFirefox 3に対応していない可能性もあります。その場合は Firefox 3 が起動しなくなるなどいろいろ面倒な事態も予想されますので、ご注意を。